赤ちゃんが産まれるときの準備って楽しそう!
でもベビー用品って「あってよかった」「いらなかった」って意見が分かれるよね~
出産準備で多くのママを悩ませるのが、ベビーベッドの準備。
大きくて場所を取るため「買わないとダメ?」と友人や先輩ママに聞いて回る方も多くいます。
大切な赤ちゃんに新しいものを買ってあげたい!と思うのが親心。しかし初めての準備は右も左もわかりません。
先輩ママの中でも「あまり使わなかった」と聞くことが多いベビーベッドは、ベビー用品の中で最もレンタルされているアイテムなのは知っていますか?
続いて赤ちゃんの体重を計るベビースケール。新生児の体重の増減はママがとっても気にするポイント。しかしどちらも必要なものですが、短期間しか利用しません。
この記事では、特に大きな家具であるベビーベッドを、買う場合とレンタルする場合でのメリット・デメリット詳しく解説します。これから始まる赤ちゃんとの生活が快適になるよう、後悔しないベビー用品の選び方の参考にしてください。
<ライタープロフィール>
ちゃこまる
ベビー用品の販売員歴10年以上!
一般社団法人ママヨガ協会考案「抱っこ紐検定1級」修了済み♪
男女の年子を育てるワーキングマザー
<監修実績>
- 【2023人気ランキング】ベビーカーおすすめ42選を比較【先輩ママが選び方を解説】
- 【ママ達が選んだ】チャイルドシートおすすめ19選|新生児から人気のコスパタイプも
ちゃこまるが監修した記事を詳しくご覧になりたい方はこちらの監修者・ライターの記事一覧表をご覧ください。
ベビーベッドを買うかレンタルか迷ったら?
ベビーベッドは、赤ちゃんだけの安全なスペースが作れるので、できたら用意するのが◎
高さがあるから、赤ちゃんを床面のほこりや湿気から遠ざけられてとても衛生的。さらにオムツ替えや抱き上げるときなどの赤ちゃんのお世話を、ママの腰に負担をかけずに楽にできます。
買った方がコスパがよくなる家庭と、レンタルの方が生活がしやすくなる家庭があります。それぞれ見ていきましょう。
買ってもいいママさんはこんな人
- 家族計画として2人目3人目を予定している
- ママパパのきょうだいでも出産の予定がある
- 犬や猫などのペットを飼っている
夫婦で2人目・3人目も計画している場合、間違いなくレンタルよりも購入した方が安くおさえられます。
1人に対して平均で6ヶ月ほど使用するので、子供が生まれるたびにレンタルしていると、購入するよりもトータルで費用がかかる場合があります。
さらに自分のきょうだいで出産予定がある場合は、家族間で貸し借りができるので、相談して購入するのも1つの手ですね。
わたしが使ったら妹に貸してあげればいいのか~
1台のベビーベッドで複数の子どもに使う環境にある方は、購入が1番お買い得です。
次に、ペットを飼っている場合です。
犬や猫などは、ベビーベッドをかじってしまったり、爪をといでしまう可能性があります。レンタル品に目立つ傷を付けてしまうと修理費用が別途必要になったり、状態によっては買い取りになってしまうことも…。
だからと言って、かじったり爪とぎをするたびにペットを叱るのも悲しいですし、ペットもかわいそうです。
そのたびに「あっち行って!」は悲しすぎる~
購入すれば自分のものなので、傷を付けたペットを叱ることもありません。
もし傷が付いてしまっても、赤ちゃんが小さい頃の家族の思い出なので、ペットも含めてみんなで一緒に育児を楽しみましょう。
レンタルがおすすめなのはこんな人
- お部屋が狭い方
- 実家で里帰り出産を予定している方
- 転勤や引越しが多い方
ベビーベッドはサイズが大きいので、たたんだり解体した後もスペースを取ります。お部屋が狭くて収納場所の確保が難しい方は、使い終わったら返せるレンタルがおすすめ。
次に、里帰り出産の場合、ベビーベッドをレンタルしている人が多いんです。
実家は物が多いから、赤ちゃんを床に寝かせられない
ベビーベッドを買って実家に持っていくのは無理
家に戻るときに奥さんの実家からベッドを運ぶのは大変
といった理由からレンタルを選ぶ方が多くいます。
また、お仕事の都合で転勤による引越しが多いご家庭も、迷わずレンタルを検討しましょう。
引越しのたびにベビーベッドを持って行くのは重労働です。
実家にベビーベッドを預かってもらうのも気が引けるしね…
子供の成長に伴い、家具や衣類、おもちゃは増えていく一方です。特に使用期間の短いベビーベッドは、使い終わったら返せる方が一瞬でお部屋が広くなり生活しやすくなります。
ベビーベッドを購入した場合のメリット・デメリット
ベビーベッドは、購入すれば新品のきれいなものが手に入ります。これからのお部屋作りが楽しくなりますね♪
しかし想像している以上に、使わなくなってからの保管や処分が大変です。
では、購入した場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットは清潔でお気に入りの新品が手に入る
産まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力も低く、とてもデリケート。衛生面はとても気になるポイントです。
新品のベビーベッドなら間違いなく清潔で、ママのお気に入りのデザインを選べば、これからの育児が楽しみになります◎
安心できるものを用意してあげたいよね
今の部屋の雰囲気に合ったベビーベッドを見つけたいな
たくさん写真も撮るからキレイな写真映えするベビーベッドがいいな
他にも、ベビーベッドに使われている木材が国産のものがいいなど、こだわりのある方は迷わず購入を検討して下さい。素材選びも大切な準備の1つです。
赤ちゃんを迎える準備をワクワクしながら進められるのが新品のメリットです。
デメリットは使わなくなった後の保管や管理が面倒
ベビーベッドは大きいので、使用中はもちろん、たたんだり解体してもスペースを取ります。解体が面倒で出しっぱなしにしていると、気付けばベッドの中が荷物置き場になっていた…なんていうことも。
また高さもあるので、押し入れやクローゼットに立てて入らない場合は横に寝かせるしかありません。そうするとほかの荷物が入れにくくなりとても不便です。
さらに、説明書やネジなどのパーツの保管も実は面倒。
コロコロ転がって1つなくなった!とかよくあるよね~
ベビーベッドは、使用中よりも意外と保管中の方が存在感が大きく、管理が面倒なのが難点です。
ベビーベッドをレンタルした場合のメリット・デメリット
レンタルのいい所は「必要な期間だけ借りられる」という手軽さです。さらに、使わなくなった後の収納に困らない◎
返してしまえば収納場所にも困らず、処分の手間もありません。
しかしレンタルのデメリットは、長期間レンタルすると費用がかさむという点です。それぞれ見ていきましょう。
メリットは使用後の収納場所や処分に困らない
子供が生まれると物が増えます。
- ひな人形や五月人形などの節句人形
- メリーやベビージムなどのおもちゃ
- ぬいぐるみや絵本などを整理するチェストやかご
ここに数ヶ月という短期間しか使用しないベビーベッドがあると思うとちょっとゲンナリしませんか?
使い終わったら次にいつ使うかわからないから、保管期間がズルズルと長くなるよね~
さらに洋服も増えればクローゼットの中も段々とスペースが無くなっていき、そこにベビーベッドがある状態は想像しただけで疲れてしまいますね。
いざ処分する際も、粗大ゴミの手続きや集荷場所への運び出しも大変。ママ友などに借りた場合も、どの程度キレイにすればいいか迷います。
新しい傷とかできてないかな?大丈夫?
返すときのお礼ってどんなの用意すればいいのかな…
子育てで忙しいママには、日程の調節や考えることが多いととても負担です。
レンタルなら、返却日を決めてしまえば業者が引き取りに来るので、一瞬で生活スペースがスッキリ!
収納場所にも悩まされず、処分の手間もない、余計な手間が省けるレンタルはママの強い味方です。
デメリットは長期間レンタルすると買うよりも高くなる
ベビーベッドのレンタル期間の平均は、1~3ヶ月ほど。長い方だと6~12ヶ月まで利用する方もいます。
1年も借りれば、金額面だけで見ると確実に購入した方が安く済みます。
- 1ヶ月契約だったけど便利だったから延長
- 3ヶ月契約でスパっと返却
- 6ヶ月契約だったけど3ヶ月でいらなくなったから返却
いろいろなニーズに合わせられるのがレンタルの良い所ですが、延長を続ければ費用はかさみます。
赤ちゃんが産まれてからの生活は未知の世界だし、何ヶ月ベビーベッドを使うのかなんて誰にもわからないよね~
しかし、使う期間を〇ヶ月だけ!と決めているママにはコスパも使い勝手も良い方法と言えます。
後悔しない!ベビーベッドはレンタルでもいい3つの理由
何も気にせず購入できるなら、おしゃれなデザインの新品ベビーベッドが◎
でもベビー用品は、トータルでとてもお金がかかるし場所も取ります。
今から、赤ちゃんとの生活を快適に過ごすために、ベビーベッドはレンタルでも問題ない理由をお伝えします。
1.使用期間が短い
早い人では1ヶ月で使用をやめ、5ヶ月ころに寝返りが始まりコロコロ動きが活発になるとベビーベッドを卒業するママが増えます。
つかまり立ちの時期には落下の危険度が増すため、その前に使用をやめている場合がほとんど。
そこで、1ヶ月間・3ヶ月間・6ヶ月間レンタルした場合と購入の場合の費用の平均を出してみました。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | |
レンタル | ¥4,808 (1日当たり¥160) | ¥6,333 (1日当たり¥70) | ¥11,081 (1日当たり¥61) |
購入(平均¥17,438) | 1日当たり¥581 | 1日当たり¥290 | 1日当たり¥96 |
金額には配送料は含んでいません。(レンタルの場合は往復の配送料が別途かかるのが一般的です。)
配送料はベビーベッドのサイズと、お住いの地域で異なりますが、高くて¥5,000ほど。
そうすると3ヶ月以内の使用であればレンタルの方がお得です。6ヶ月から1年使うのであれば買う方がいいかもしれまません。
2.保管場所に困る
核家族化が一般的になってきている今、アパートやマンション住まいのご夫婦が増えています。
ベビーベッドをずっと保管しておける大きなクローゼットや押し入れがあるご家庭は少ないのでは?収納が難しく、部屋の端に寄せて置くことになると、万が一倒れてきた場合はとても危険です。
これから節句人形やおもちゃ、子供用家具など、どんどん物が増えていきます。
次にいつ使うかわからないベビーベッドをずっと保管しておくのはとてもストレスです。
レンタルなら、返してしまえば一瞬でお部屋はスッキリ!
赤ちゃんの成長に合った、次のステップの生活スペース作りに専念できるね~
3.手軽に利用できる
- とりあえず使ってみよう
- 合わなかったらすぐ返そう
- 気に入れば延長やそのまま買い取りしよう
と、「その時」のベストな選択が手軽にできるのがレンタルの魅力。
そもそもベビーベッドは「いるかいらないか」が最初のお悩みポイントです。しかし初めての出産なら使ってみないとわからないですよね?
赤ちゃんとの生活は未知の世界。楽しみでもあり、さまざまな不安も尽きません。
そして実際問題、ベビー用品はトータルでとてもお金がかかります。しかし大切な赤ちゃんを育てるために、月齢に合ったベビー用品がその都度必要です。
買って後悔しないために、手軽なレンタルを利用して、自分に合った子育ての形を見つけていきましょう。
そもそもベビー用品をリサイクルショップで中古を使うのはあり?なし?
短期間しか使わないものだから、リサイクルショップを利用すればお得かも!と考える方は多いと思います。
しかし、大事なわが子に使用するベビー用品です。衛生面や商品の耐久性に不安を感じる場合もあるので、利用には注意が必要です。
リサイクルショップで買う場合の注意点
買い取られたアイテムは、どのようにメンテナンスされてから店頭に出ているのか確認が必要です。誰がどのくらい触ったか、使用したかわからないので衛生面で不安が残ります。
他には商品に付いたニオイもチェックして欲しいポイントです。
動物のニオイやたばこのニオイ、他にも個人的に受け付けないニオイがあるなら中古品はおすすめしないな~
さらに、リサイクルショップで良い商品に巡り合えるのはタイミングが命!
たくさんお店を見て回ったけど収穫がなく時間だけ過ぎてしまった…とならないように気を付けたいですね。
不要になったベビー用品を売る場合の注意点
買取の際に、持ち込みなのか引き取りに来てくれるのか確認が必要です。
ベビーベッドなどの大きいベビー用品は、持ち込むなら車が必要です。持ち込めない場合は引き取りを依頼しないといけません。
その時に別途費用がかかることもあります。結局高く売れずにマイナスになる場合も…。
売られている中古品の価格を見ても、高く買い取られていないのは想像が付きますね。
「引き取ってもらえただけOK」と思えるなら売るのも選択肢のひとつかな~
これだけは譲れない!販売員目線のベビーベットを選ぶポイント!
男女の年子を育てた経験と、たくさんのママを接客してきた経験から、ベビーベッドを選ぶポイントをお伝えします。
ベビーベッドの床板の高さは必ずチェック!75cmほどのハイポジションがおすすめ!
産後のママの体は、目に見えないダメージを負っています。だからと言ってゆっくり休んではいられません。
1日のおむつ替えは多い時で10回以上。さらにぐずって抱き上げる。そのたびに立ったりしゃがんだり、腰をかがませたり「一体なんのトレーニング~!」と言わんばかりのハードな動き。
1人目は床に布団を敷いて過ごし、2人目はママ友から借りたベビーベッドを3ヶ月使用しました。
2人目で初めて使ったベビーベッドの優秀さに激しく感動!おむつ替え、抱き上げ、抱っこ紐の装着、高さがあることで何もかもがスムーズでした。
ただ、ベビーベッドを貸してくれたママ友の身長が155cm。私の身長は164cm。ベビーベッドの床板がもう少し高ければ、自分の体を大事にできたかも…と感じています。
「ハイタイプ」と書かれているベビーベッドでも床板の高さが55cm~75cmと20cmほど差があります。
少しでも腰をかがめずにお世話がしたい場合は75cmほどのハイポジションを選ぶといいですね。
身長が低めのママも、ベッドが高ければ腰を曲げずにお世話ができてとても楽◎
身長が高めのママも、かがむ角度が浅くなるので腰や膝への負担を軽減できます。
まとめ
出産準備で用意すべきか1番悩むと言っても過言ではないのがベビーベッド。
- あった方がいいような気もするけど、なくてもいいのかな?
- 家が狭いからあったら邪魔にならないかな?
- ちょっとしか使わなかったってよく聞くから本当はいらないのかな?
と、エンドレスでママを悩ませるアイテムです。
赤ちゃんだけの安全なスペース確保ができて、高さがあることでお世話が楽になるベビーベッドは、できたら使って欲しいベビー用品です。
- とりあえずお試しで使ってみたい
- 合わないと思ったらすぐ返したい
- 部屋も狭くて収納場所がないから買って物を増やしたくない
という方は手軽なレンタルがおすすめ。
2人3人と子どもを産む予定のある方や、家族間で貸し借りの予定が立ちそうな方は、購入した方がトータルでお得になります。
大切なわが子のためにベビー用品選びは後悔したくないですよね。
ベビーベッドに限らず、買うかどうか迷う「短期間しか使わないベビー用品」はレンタルで試してみるのも1つ方法だね。
自分たちに合ったベビー用品を選んで、育児をより快適にしていきたいですね。
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